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出版費用をクラウドファンディングで調達 幻冬舎とCAMPFIREが新会社 「出版業界を改革」

幻冬舎とCAMPFIREが新会社「エクソダス」を来年1月末に設立。クラウドファンディングなどを通じて出版費用を調達する新たなサービスを提供する。

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 出版社の幻冬舎と、クラウドファンディングサイトを運営するCAMPFIREは12月27日、クラウドファンディングを通じて出版費用を調達するサービス行う新会社「エクソダス」を来年1月末に折半出資(資本金未定)で設立すると発表した。「出版業界を改革する」新会社になるとしている。

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幻冬舎の見城徹社長とCAMPFIREの家入一真社長

 一般の人やライター、出版社などから持ち込まれた出版企画について、クラウドファンディングを通じて出版費用や宣伝費用などを調達する「クラウドパブリッシングプログラム」を展開する。

 支援者には、完成した書籍などをリターンとして返すほか、書籍の利益の一部を還元することも検討する。また、支援者に、自社サービス内で使える独自の仮想通貨(トークン)を発行する「トークン発行型出版」も検討している。

 社名のエクソダスは、「旧約聖書」にあるイスラエル人のエジプト脱出を指す言葉で、「脱出」「大量出国」といった意味で使われる。

 クラウドファンディングを使った出版資金の調達はこれまでにも広く行われており、CAMPFIREでも多数のプロジェクトが展開されている

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