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政府、アニメ「BEATLESS」とコラボ 心の隙を突く“アナログハック”に注意喚起
内閣サイバーセキュリティセンターが「BEATLESS」とコラボ。同作にはソーシャルエンジニアリングと近しい「アナログハック」という手法が登場する。
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は1月17日、サイバーセキュリティの啓発のため、テレビアニメ「BEATLESS」とコラボレーション企画を行うと発表した。同作のキャラクターを使ったタイアップポスターを作成し、全国の関係機関などに配布する。
BEATLESSは、「hIE」と呼ばれる人型ロボットが普及した22世紀を舞台にした作品。人間の心理的な隙を狙って情報を盗み出す「ソーシャルエンジニアリング」に近しい、「アナログハック」という手法が登場する。「サイバー攻撃の軸足が『人間の心の隙に働きかけて内側から鍵を開けさせる』、ソーシャルエンジニアリングのような手法にシフトしつつあることを考え、タイアップを企画した」(NISC)という。
企画は、政府の「サイバーセキュリティ月間」(2月1日〜3月18日)に合わせて実施する。3月4日に東京・秋葉原UDXでイベントを開催するなど、さまざまな普及・啓発活動を行うとしている。
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