仮想通貨「ビットコイン」の国内取引所の価格が1月17日朝、一時100万円前後まで急落した。前日朝には170万円前後で取引されており、1日で約4割下落したことになる。
韓国政府や中国政府による規制強化の動きが伝えられたことが一因のようだ。イーサリアムやリップルなどアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)も軒並み急落した。
ビットコイン価格は昨年12月上旬に200万円を突破。その後下落し、160〜180万円前後の水準で推移していたが、16日午後以降に急落した。
国内最大の取引所・bitflyerでは17日午前7時25分ごろ104万8000円の安値を付け、第2位のCoinCheckでは同時刻、99万7000円まで落ち込んだ。午後4時半現在、130万円前後まで値を戻している。
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