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LINEで「ギャンブル依存症診断」 NTTデータが専用ツール開発
NTTデータが、ギャンブル依存に関する危険度をセルフチェックできるツールを開発。LINEを活用し、啓発サービスを提供する。
NTTデータは1月18日、ギャンブル依存の危険度をセルフチェックできるツールを専門医らと共同で開発したと発表した。ギャンブル依存症に関する正しい知識の理解を促すため、メッセージアプリ「LINE」を活用した啓発サービスとして同日から提供する。
「ギャンブル依存症問題を考える会」のLINE@アカウント上でサービスを提供する。内容は(1)ギャンブル依存に関する危険度チェック(計8問)、(2)ギャンブル依存症に関する基礎情報の提供、(3)専門機関や民間の回復施設の情報提供、(4)1日1通の啓発メッセージ配信、(5)ヘルプ/問い合わせ――などで、必要に応じて機能を追加していく。20〜30代のギャンブル依存症が疑われる人やその家族の利用を想定している。
厚生労働省の調査(2017年9月)によれば、日本国内でギャンブル依存症の疑いがある人は推計約320万人に上るという。
今後は、ギャンブル依存症の対策に取り組む30の自治体や企業・団体などへの導入を目指す。政府が推進する統合型リゾート(IR)の実現を見据え、ITを活用した社会問題の解決に貢献していくとしている。
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