日本海側で大雪に注意 国交省が緊急発表 「外出控えて」
1月23〜27日にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪の恐れ。国交省は、不要不急の外出は控え、運転時にはタイヤチェーンを装着するよう促している。
国土交通省は、1月23日〜27日ごろにかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に強い雪が降り、降雪量がかなり多くなる恐れがあるとして「大雪に対する緊急発表」を出した。不要不急の外出は控え、やむを得ずクルマを運転する場合には早めにタイヤチェーンを装着するなど、対策を呼び掛けている。
大雪が予想される地方の部局(地方整備局)もそれぞれ注意喚起を行う他、道路交通の確保ができるよう24時間体制で対応するという。
近畿地方整備局は、福井県や近畿北部を中心に大雪になる見込みとし、Twitterアカウント(@mlit_kinki_road)で情報を発信。大雪で立ち往生した場合や立ち往生車両を見つけた場合は、道路緊急ダイヤル「#9910」(24時間受付、無料)へ知らせるよう促している。
中部地方整備局も、23日夜〜25日にかけて大雪になる恐れがあると注意喚起。直轄の国道で必要に応じて通行止めを行い、集中的に除雪する「除雪優先区間」を設定した。道路情報はWebサイト「冬のドライブなび中部」で発信する。
また北陸地方整備局は、24〜25日にかけて新潟県、富山県、石川県で広い範囲の大雪や平野部での暴風雪が予想されるとし、ドライバーに対し外出を控えるよう呼び掛け。やむを得ず運転する場合には道路情報の確認、冬用タイヤやチェーンの装着に加え、スコップや長靴、万が一に備え水や食料、毛布なども車載するよう促している。
今後の気象情報は、気象庁がWebサイト「大雪・暴風雪に関する最新の防災気象情報」などでも発表する。
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