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クックパッド、料理動画事業を分社化 「CookpadTV」設立
クックパッドが料理動画事業を分社化し、新会社「CookpadTV」(クックパッドティービー)を設立する。新サービスを打ち出す中、事業の意思決定スピードを上げる狙い。
クックパッドは2月8日、ネットメディア事業の新会社「CookpadTV」(クックパッドティービー)を4月2日に設立すると発表した。2017年12月に本格始動した料理動画事業を分社化し、事業の意思決定スピードを上げる狙い。資本金は500万円。
クックパッドは17年、料理動画の分野に本格参入。普段あまり料理をしない10〜20代をターゲットに、テキストや写真だけでは分かりにくい「料理の手軽さ」を動画で伝えることで、新規ユーザー獲得につなげる。
17年12月には大手スーパーマーケットなどと連携し、生鮮売り場でクックパッドが制作した料理動画を流す「cookpad storeTV」をスタート。2月現在、導入店舗は1000店舗を超えたという。ユーザーがネット上に投稿する料理動画を撮影するためのスタジオ「cookpad studio」(東京・代官山)も開設し、ゆくゆくは全国展開する計画だ。
今後こうした新サービスを打ち出す中、「これまで以上に意思決定のスピードを上げることが重要」と判断し、分社化を決めたという。
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