あの「ちゆ12歳」がバーチャルYouTuberに
人気テキストサイト「バーチャルネットアイドル ちゆ12歳」が2018年、バーチャルYouTuberになって帰ってきた。
2000年代初頭、テキストサイトブームをけん引した人気サイトの1つ「バーチャルネットアイドル ちゆ12歳」が2018年、バーチャルYouTuberになって帰ってきた。2月14日、公式サイトが更新され、YouTubeチャンネルで7本の動画が公開された。「バーチャル芸歴17年とフレッシュさのカケラもありませんが、あまり期待しないで見てもらえたら幸いです」としている。
ちゆ12歳のまさかのYouTuber化に、古参のネットユーザーは騒然。14日朝のTwitterトレンドには「ちゆ12歳」「インターネット老人会」が入った。
ちゆ12歳は、「仮想世界に生きる“電子の妖精”ちゆ」が更新するテキストサイトで、2001年に2月14日にスタート。ピンクのツインテールにエプロン風ドレスといういでたちで、バーチャルネットアイドルの“元祖”とも言える。当初は多数の記事が更新され、人気を博したが、ここ数年はほとんど更新されていなかった。
今年2月14日に更新された最新記事では「2001年に12歳だった子供は、2018年には29歳のわけですが」などとした上で、「前々から考えておりました昔の記事の動画化という作業を、少しずつ進めていこうかなーと思っています」と宣言。「正直、流行を見て予定を少し早めたのですけど、こんな風に動画を投稿することは、わりと昔から考えていました」とのことだ。
YouTubeチャンネルで7本の動画を公開。動画に登場するちゆ12歳は、全身が揺れ、目と口、胸が動く。音声はテキスト読み上げの“ゆっくりボイス”だ。
動画では、「アニメ界の小室哲哉」とも称される幾原邦彦監督について解説したり、総制作費35万円の韓国B級映画「エイリアン・ビキニの侵略」を紹介するなど、独自のネタに独自の視点で切り込んでいる。
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