Google Driveは、写真や文章、イラストなどを保管できるオンラインストレージサービス。15GBまで無料で使えるため、データの保存・共有用に使っている人もいるだろう。
そんなGoogle Driveの、意外と知られていない機能が話題になっている。Google Driveに画像をアップロードし、その画像をGoogle ドキュメントで開くと、画像の文字をテキストデータ化してくれるという。
手順はこうだ。まず、PCで文字起こしをしたい画像をGoogle Driveにアップロードし、その画像を右クリック。「アプリで開く」から「Google ドキュメント」を選択して開けば終了。対応ファイル形式は「JPEG」「PNG」「GIF」「PDF」。
最適な状態で書き起こすには、ファイルサイズを2MB以下にし、テキストの高さを10ピクセル以上に。画像の向きが間違っている場合は回転させてからアップロードし、ArialやTimes New Romanのような一般的なフォントを使用するといい。明るさが均一でコントラストがはっきりした画像だと、より正確な文字起こしができるという。
実際にやってみると、ほぼ問題のない精度で文字起こしされているのが分かる。
ユーザーの中には、「論文で文章を引用する際にお世話になった」「名刺管理をこれでしている」という声もあるほど。ちなみに、まだ2段組みには対応していないようで、空白を読み飛ばして文字起こしされてしまう。
間違いなく文字起こしされると気持ちいい、魔法のようなGoogle Driveの機能。まだの人は試してみては?
(太田智美)
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