「ソニック」長編映画に セガ、Paramountが共同製作へ
Sega of Americaが、映画会社の米Paramount Picturesとゲームシリーズ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の長編映画の共同製作で合意。
セガサミーホールディングスは2月23日、グループ会社であるSega of Americaが映画会社の米Paramount Picturesと、ゲームシリーズ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の長編映画(タイトル未定)の共同製作で合意したと発表した。実写とCGアニメーションを融合させた作品として製作し、2019年11月15日の北米公開以降、全世界で上映する予定。映画化により、新たな顧客獲得を目指す。
「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は、1991年にメガドライブ(米国ではGenesis)向けゲームソフトとして発売。17年11月にはプレイステーション4、Xbox Oneなど向けに最新作「ソニックフォース」を発売し、シリーズ累計では3億6000万本(ダウンロード含む)を販売している(18年2月時点)。これまでにテレビアニメ化、グッズ商品展開も行ってきた。
長編映画のプロデューサーは、映画「ワイルド・スピード」シリーズで知られるニール H. モリッツ氏(米Original Film)、エグゼクティブプロデューサーは「デッドプール」監督のティム・ミラー氏(米Blur Studio)。監督はジェフ・フォーラー氏(同)が務める。企画・プロデュース、アニメパート制作にはセガグループのマーザ・アニメーションプラネット(東京都品川区)も参加する。
人気ゲームキャラクター(IP)のアニメ化、映像化が相次ぐ。任天堂は「マリオ」を扱った映画の企画開発を、米Illumination Entertainmentとスタートした。米Time Warnerが運営するアニメ専門チャンネル「カートゥーン・ネットワーク」では、カプコンの「ロックマン」を題材にした新作アニメが18年以降に放送予定。
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