Googleが日本でインディーゲームのコンテスト 審査員にキズナアイなど
Googleが日本でインディーゲームのコンテストを開催する。バーチャルYouTuberのキズナアイなど10人がファイナルイベントで審査員を務める。
Googleは、インディーゲームのコンテスト「Indie Games Festival 2018」を4月28日に日本で開催する。小規模のモバイルゲームアプリ開発者を対象にしたコンテストで、これまで韓国や米国、英国などで開催されてきた。日本での開催は初。
審査対象のゲームは2月1日〜3月25日まで受け付け、4月10日にトップ20のゲームを発表。28日に東京都港区の複合施設「TABLOID」で開催するファイナルイベントでトップ3を決定し、授賞式を行う。
審査ポイントは「革新性」「楽しさ」「デザイン」「技術力と品質」の4点。ファイナルイベントでの審査員は、「鈴木爆発」「拡散性ミリオンアーサー」などを手掛けたゲームプロデューサーの安藤武博さん、カイロソフトのプログラマーカイロくん、「Ingress」「Pokemon GO」などを開発したNianticの川島優志さん、バーチャルYouTuberのキズナアイ、「はねろ!コイキング」などを開発したSELECT BUTTONの中畑虎也ディレクター、ゲーム雑誌「週刊ファミ通」の林克彦編集長の他、Google担当者など計10人が担当する。会場ではトップ20に選ばれたゲームを展示。一般参加者が実機でゲームを遊べる他、審査対象のゲームへの投票もできるという。
Googleはイベントの開催に先駆け、3月7日に「GooglePlay インディーゲームセッション」を開催。「ねこあつめ」「旅かえる」など人気スマートフォンゲームを手掛けたヒットポイントの高崎豊プロジェクトマネジャーがインディー(小規模)ならではのゲーム開発や中国でヒットした理由などを説明した。
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