Jリーグは3月9日、コンピュータゲームの腕を競う「eスポーツ」の大会を初めて開催すると発表した。優勝者には、国際サッカー連盟(FIFA)が主催するeスポーツ大会の世界予選への参加権が与えられる。eスポーツへの進出は「より多くの方々にスポーツの魅力を提供していくため」(Jリーグ)という。
米Electronic Artsが手掛けるサッカーゲーム「EA SPORTS FIFA 18」(プレイステーション 4向け)を使った大会「明治安田生命eJ.LEAGUE」を開く。応募者をグループに分け、3月30日〜4月1日、6〜8日にオンライン上で予選を行う。決勝ラウンドは5月4日、日本サッカーミュージアム(東京都文京区)で開催する。応募は3月18日まで。
Jリーグは「これまで同様スタジアムでの試合観戦機会を提供すると同時に、eスポーツの世界でもサッカーの魅力を伝えていく」としている。
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