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将棋ソフト「Ponanza」開発のHEROZ、マザーズ上場へ

東京証券取引所が、AIベンチャーのHEROZのマザーズ上場を承認。同社はゲームアプリ「将棋ウォーズ」「ポケモンコマスター」などを開発してきた。

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 東京証券取引所は3月15日、将棋ソフトなどを開発するAIベンチャー、HEROZ(東京都港区)のマザーズ上場を承認した。上場予定日は4月20日。証券コードは「4382」。

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HEROZの公式サイトより

 09年設立。17年5月の「第2期 電王戦」でプロ棋士・佐藤天彦名人に勝利した「Ponanza」(ポナンザ)をはじめ、AI関連技術を開発している。日本将棋連盟が公認するスマートフォンアプリ「将棋ウォーズ」や、スマホ向けボードゲーム「ポケモンコマスター」(ポケモン社と共同開発)などを手掛けてきた。

 17年4月期(16年5月〜17年4月)の売上高は8億7700万円、経常利益は9400万円、純利益は9400万円。B2C領域ではスマホアプリの有料課金収入が中心。B2B向けには株価市場予測を行うAI、求職者と求人企業のマッチング精度を向上させるAIなどのサービスを提供し、収益基盤の安定化を図る。

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