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ZOZOSUITはなぜ生まれた? 配送はいつ? スタートトゥデイの前澤社長に聞いてきた(4/4 ページ)
身体のサイズを一瞬で計測できるというセンサー内蔵ボディースーツ「ZOZOSUIT」。なぜこのようなスーツを開発したのか、そしてユーザーの手元にはいつ届くのか。スタートトゥデイの前澤社長に聞いた。
前澤社長は「技術の進歩に伴って、いろいろな計測の仕方が出てくると思っている」とし「大切なのは『いかに正確に、早く、コストを少なく、お客さまに楽しんでもらいながら測ってもらうか』だ」と話す。
スタートトゥデイは18年2月、ZOZOSUITよりも簡単に高精度な体型計測が可能になるアイデアを3億円で買い取ることを決めたと発表している。また、17年11月に前澤社長が自身のTwitterで明かした「ZOZOSUITでは靴用に足の採寸もできるようにする」という構想については、「研究していることは事実」としながらも、「(ZOZOSUITと)同じ技術を使うかどうかについても、まだ言及できない」としている。
ZOZOSUITで計測したデータは現在、プライベートブランドの「ZOZO」、ZOZOTOWNでの「自分サイズ検索」、好みに応じて服を届ける「おまかせ定期便」の3つに活用しているという。前澤社長は「今のところは、それしかない」と用途拡大については慎重な姿勢を見せるが、1人あたり1万5000カ所×数十万人という膨大な身体データが得られるはず。どのようなサービスやビジネスに生かされ、どのような服を生み出すのか。今後も目が離せない。
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