ZOZOSUITってどんなことができる？ 試着から計測まで、実際に女性記者が試してみた（2/5 ページ）

伸縮センサーで全身を瞬時に採寸できるという「ZOZOSUIT」。どんな風に着用し、どんな風に計測するのか。実際に記者が試してみた。

[村田朱梨，ITmedia]

　円柱形の袋から取り出したZOZOSUITを広げてみると、見た目は上下セットのウェットスーツのようだった。ウェットスーツよりもずっと薄手の作りで、さらりとした薄い布地と伸縮センサーを張り巡らせているという黒い生地（以下、便宜上「センサー生地」と記載）を組み合わせて作られている。センサー生地の質感はゴムのようで、引っ張ってみると確かに伸びる。

ZOZOSUITは伸縮性のある生地で、上下に分かれている

　透明なカバーの付いた装置は、Bluetoothチップなどを搭載したZOZOSUITの基板。トップスは胸と背中に1つずつ、ボトムスは太ももの外側の中央付近に左右1つずつ、計4つ付いている。

着用後の全身

横からみた状態

　ZOZOSUITはインナーの上からの着用するため、女性の場合ブラジャーとショーツの上に着ることになるが、今回はスタートトゥデイからお借りしたZOZOSUITのため、さらにキャミソールを着た上に着用している。

　着用の順番はボトムが先。レギンスのような履き心地で、足は指先とかかとが出るようになっている。股上がかなり長く、おへそよりも5センチ以上上に来ていたが、トップスはこの上に重ねてしまって問題ないという。

足は指先とかかとが出るようになっている