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ソフトバンク、ファーストサーバとIDCフロンティアを傘下に ヤフーから買収
ソフトバンクは、ファーストサーバとIDCフロンティアの全株式をヤフーから取得する。買収を通じ、クラウドコンピューティングサービスを充実させるとしている。
ソフトバンクは3月20日、ヤフー100%子会社のデータセンター企業・ファーストサーバとIDCフロンティアの全株式をヤフーから取得すると発表した。買収を通じ、クラウドコンピューティングサービスを充実させるとしている。買収額は明らかにしていない。
ファーストサーバは、中小企業向けのクラウドベースのホスティングサービス「Zenlogic」(ゼンロジック)を展開。IDCフロンティアは、首都圏や東日本、西日本でデータセンターを展開している。
企業向けクラウドサービス「ホワイトクラウド ASPIRE」などを展開するソフトバンクは、両社の買収を通じて「大企業から中小企業、個人事業主まで、さまざまな顧客の幅広いニーズにより一層応えるべく、クラウドコンピューティングサービスを充実させる」としている。
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開発および運用体制の見直しやデータバックアップの強化、リスクマネジメントに関する組織の設置などを8月24日までに実施するとしている。
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