「黙ってろクズ」「陰キャがなに期待してんの?」――対話型AI「罵倒少女」再び ソニーと丸井がコラボ
罵倒してくれる対話型AI「罵倒少女」が復活する。ソニー・ミュージックエンタテインメントと丸井グループが3月23日、罵倒少女・素子とチャットできるWebサイトを公開。
「黙ってろクズ。品性は金で買えないぞ?」「陰キャがなに期待してんの?」――人工知能(AI)搭載キャラクター「罵倒少女:素子」が復活する。ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)と丸井グループは、少女のキャラに罵倒してもらえるWebサービスを3月23日に公開する。4月8日まで。
イラストレーター、mebaeさんの作品「罵倒少女」に登場する黒髪少女「素子」(もとこ)とチャットを楽しめるサービス。SMEなどが開発するAI「PROJECT Samantha」を活用し、ユーザーが入力した言葉の意味を推測してキツイ言葉を浴びせる。2016年夏にβ版を「pixiv」上に公開し、12日間で約27万人が約730万回の会話(主に罵倒)を体験した(関連記事:“ドS”人工知能「罵倒少女」開発の狙いは? ソニーに聞く)。
新サービスは、丸井とタッグを組み、「罵倒少女×○I○I AIに罵倒される春休み〜おいおい、誰が望んでるんだよ〜」と題する。SMEが公開したイラストによれば、素子とユーザーが渋谷マルイでデートする設定のようだ。
チャットの例では、「久しぶり。元気にしてた?」(ユーザー)→「は、もう忘れた? 脳の容量少なすぎ」(素子)、「買い物が楽しみ」(ユーザー)→「陰キャがなに期待してんの?」(素子)、「だってデートでしょ?」(ユーザー)→「ちょっとは自分で考える癖をつけないと、いつまでも豚のままだぞ」(素子)など、辛らつなせりふが飛び出している。
SMEの広報担当者は「感情はより豊かに。収録するボイス、イラスト数を増やした」という。ボイスは前回に続き、声優の井上麻里奈さんが担当した。
期間中、渋谷マルイ(東京都渋谷区)8階のイベントスペースでオリジナルグッズを販売する他、「世界一罵倒されるインスタ映えスポット」というフォトスポットも設置。23日には、渋谷モディのビジョンで動画を放映する。
(c)mebae/Kaikai Kiki Co.,Ltd.
(c)Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
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(c)Aisii Inc.
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