自宅に固定電話がない中高生のうち、約2割が「固定電話を使ったことがない」――こんな調査結果を、MMDLaboが公開した。
調査は、スマートフォン用アンケートアプリ「TesTee(テスティー)」で2月1日〜10日、12歳〜18歳の男女(中高生)1104人を対象に行った。
自宅にある端末について聞いたところ、「固定電話」が74.1%と最も多く、次いで「ノートPC」(57.1%)、「デスクトップPC」(43.2%)、iPad(33.1%)、iPad以外のタブレット(28.9%)、スマートスピーカー(8.8%)だった。
固定電話が自宅にないと答えた中高生(25.9%、n=286)を対象に、固定電話の利用経験を聞いたところ、23.8%が「使ったことがない」と回答した。
スマートスピーカーの所有者に種類を聞いたところ、最多の回答は「分からない」(48.6%)。次に「Google Home」21.0%、「Amazon Echo」(14.3%)、「Clova WAVE」(10.5%)と続いた。
スマートフォンで保護者と連絡を取る際の手段で最も多かったのは「LINEトーク(テキストメッセージ)」(84.6%)、次いで「LINE通話」(57.3%)、「スマートフォンの電話機能(080、090)」(40.6%)だった。
家族と一緒にいる時にもスマートフォンを操作すると回答した中高生(63.0%、n=695)を対象に、スマホ操作中の家族との会話について聞いたところ、「画面を見て操作しながら、会話もする(操作がメイン)」が58.6%と最も多く、次いで「各々が好きに過ごしているので、会話はない」が26.9%、「スマートフォンで見た情報を元に、会話をする(会話がメイン)」が14.5%だった。
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