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J:COM、デジタル動画広告に参入 有料放送に次ぐ柱に
ジュピターテレコム(J:COM)が動画制作会社を連結子会社化し、デジタル動画広告事業へ参入。有料放送などに次ぐ事業の柱に育てる考えだ。
ケーブルテレビ大手のジュピターテレコム(J:COM)は4月3日、動画制作会社プルークス(東京都中央区)の発行済み株式の過半数を取得し、連結子会社化すると発表した。デジタル動画広告へ参入する。動画広告ビジネスを強化し、有料放送や動画配信に次ぐ事業の柱に育てる計画だ。出資額は非公開。
両社のノウハウを生かし(1)テレビとデジタルを連動させた動画広告商品の共同開発、(2)企業や媒体社のマーケティング支援、(3)J:COMとグループ会社のコンテンツマーケティングの動画制作支援などを行う。今後も周辺事業への拡大を検討する。
動画広告の市場規模は2018年には1845億円、20年には2700億円と、右肩上がりで拡大する見通し(サイバーエージェント調べ)。スマートフォンによる動画視聴が定着する中、ネット各社に限らず参入が相次ぎ、市場が過熱している。
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