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「紙が動く!」 日本直販がARアプリ カタログにかざすとAR動画再生
「日本直販」がARアプリ。カタログ紙面や新聞広告を写すと、関連動画などが再生される。アプリからそのまま買い物も可能だ。
トランスコスモスは4月4日、同社が運営する通販ブランド「日本直販」のカタログ紙面や新聞広告と連動するARアプリ「日本直販ARアプリ」をリリースしたと発表した。ARカメラで紙面の商品を映すと、動画など関連コンテンツが再生されるほか、アプリからそのまま買い物できる。
4月2日に発刊した総合カタログ「夢運便51号」から、ARアプリに対応させた。カタログの商品を写すと、商品を紹介する動画など関連コンテンツが再生される。アプリは紙の上下左右奥行きまで認識し、次のページをめくる寸前までAR動画が紙面についてくるという。日本直販の動画を網羅した動画視聴機能も備えた。
同社は新アプリを「紙が動く!」と訴求。新聞広告でARを実装したテストは「期待を上回る反応率で、ECへの流入数も通常時の150%に上った」という。「紙面の限られた領域だけでは表現しきれない商品の魅力を訴求し、得意とするテレビショッピングのノウハウを最大限に活用する」としている。
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