アニメ映画「火垂るの墓」などを手掛けたアニメ監督の高畑勲氏が4月5日、都内の病院で死去したと、NHKニュースなどが報じた。82歳だった。
1935年生まれ、三重県出身。「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」などテレビシリーズの演出を手掛けた後、盟友・宮崎駿監督とともにスタジオジブリを立ち上げ、アニメ映画「火垂るの墓」や「おもひでぽろぽろ」「かぐや姫の物語」などの監督を務めた。かぐや姫の物語は、アカデミー賞の長編アニメ部門にノミネートされた。
関連記事
- アカデミー賞候補に「かぐや姫の物語」「ベイマックス」
米アカデミー賞候補が発表され、長編アニメーション賞に高畑勲監督「かぐや姫の物語」がノミネートされた。 - 「かぐや姫の物語」にLA映画批評家協会アニメ映画賞
米ロサンゼルス映画批評家協会は、高畑勲監督「かぐや姫の物語」を最優秀アニメ映画賞に選んだ。 - 宮崎駿や高畑勲が9条改正を語った「熱風」7月号 一部を無料配信
スタジオジブリが小冊子「熱風」7月号の特集「憲法改正」をネット公開。宮崎駿監督や高畑勲監督などが、9条改正について語っている。 - 「この世は生きるに値するんだ」 「風立ちぬ」の後をどう生きるか 宮崎駿監督、引退会見全文
宮崎駿監督が引退会見は、1時間半にわたる会見のすべてが質疑応答に割かれた。会見の全文を掲載する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.