ニュース
休み方改革、半数が「知らない」 「誰と過ごしたいか」で男女差 DeNAトラベル調べ
休暇の在り方を見直す「休み方改革」が国の政策として進められているが、DeNAトラベルの調査では半数近くが「知らない」と回答。休暇を「パートナーと過ごしたい」という意識には男女で大きな差が見られたという。
働き方改革の話題が日々取り上げられる一方で、国は同じ時期に集中する休暇の見直しや、有給休暇の取得などを推進する「休み方改革」の取り組みも進めている。オンライン旅行サービスを展開するDeNAトラベルは4月16日、休み方改革に関する調査結果を発表。休み方改革の政策は約半数が知らないと回答し、休日の過ごし方については男女で差が見られたという。
休み方改革の政策については全体の53.5%が「知っている」と回答したが、10代から30代は「知らない」人が多く、それぞれ63.6%(20代以下)、55.9%(30代)だった。勤め先での休み方改革の導入については10.2%が「導入されている」と回答。「導入済み」もしくは「導入予定」の業種で多かったのは「メーカー」(24.8%)だった。
実際に休み方改革の活用例で最も多かったのが、「海外旅行」(31.7%)。次に「自宅でゆっくり」(23.8%)、「国内旅行」(15.9%)が続く。まだ休み方改革が導入されていない人に、導入されたら誰と過ごしたいかを聞くと、男女共に「パートナー」が最多だったが、男性43.6%に対し女性は29.1%と大きな差が出た。女性は「友人」(23.5%)という回答も多かった。
調査対象は、10〜70代の男女1114人。3月22日〜25日にインターネット調査を実施した。
関連記事
- 「残業するな」「いいから帰れ」 会社員の4割が“ジタハラ”に悩み 高橋書店の調査
「働き方改革」推進の影響で、ビジネスパーソンの約4割が「時短ハラスメント」に悩まされているという。 - 日本人の睡眠時間、主要28カ国で最短
日本人の平均睡眠時間は、主要28カ国中最短――こんな調査結果を、活動量計メーカーが発表した。 - 有給休暇「日数増やして」より「買い取って」 休めない理由は
有給休暇の「取得率100%」や「日数増加」を望む人よりも、「買い取ってほしい」人が多い――BIGLOBEが調査。 - 有休取得率、二極化進む 「ほぼ消化」が3割、「全くなし」が1割
有給休暇の取得率が90%以上のビジネスパーソンが3割超、全く取得していない人が1割――というインテージリサーチの調査結果。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.