バンダイナムコが起業家支援「アクセラレータ」開始 玩具、AI、VR、IoTなどの事業募集
バンダイナムコが起業家支援「アクセラレータ」をスタート。玩具やAR/VR、AI、ロボティクス、IoTなどのビジネスプランを募り、選ばれた事業を人材面で支援したり、出資・提携を検討する。
バンダイナムコホールディングスは4月16日、起業家などを支援する取り組み「バンダイナムコアクセラレーター」をスタートした。玩具などエンターテインメント事業や、AR/VR、AI、ロボティクス、IoTなどのビジネスプランを募り、選ばれた事業を人材面で支援したり、出資・提携を検討する。
起業家と大手企業をつなぎ、事業創造を支援するゼロワンブースターと共同で展開。バンダイ、バンダイナムコエンターテインメント、バンダイナムコアミューズメント、バンダイナムコアーツ、サンライズのメンバーが、メンターとして参加する。技術面ではバンダイナムコスタジオがサポートする。
コンテストを経て選ばれた事業は、バンダイナムコグループとゼロワンブースターのメンターからアドバイスを受けられるほか、人材などのリソースを支援。ゼロワンブースターのオフィスの利用もできる。バンダイナムコグループは、参加企業との提携や出資も検討する。
6月にバンダイナムコ未来研究所(東京都港区)で事前セミナー・交流会を実施。応募のあったプランから5〜10チームを選び、10月にビジネスプランコンテストを実施する。コンテストで選抜したチームを対象に、19年2月までの約5カ月間支援し、20年2月26日に成果発表会(デモデイ)を実施する。
同グループは中期ビジョンで「変わる」「CHANGE」をテーマの1つの定め、「新しいエンターテインメントの挑戦」として、インキュベーション支援にも取り組んでいるという。
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