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ネットショップが資金調達しやすく BASEが新機能「ショップコイン」提供
ネットショップ作成サービス「BASE」で、出店店舗がユーザーから資金調達できるサービス「ショップコイン」の提供がスタート。コインの売り上げは、商品製作などの初期投資に充当できる。
ネットベンチャーのBASE(東京都渋谷区)は5月14日、ネットショップ作成サービス「BASE」(ベイス)を使って出店した店舗が、ユーザーから資金調達できるサービス「ショップコイン」の提供を始めた。コインの売り上げを前売り金として現金で受け取れ、商品製作などの初期投資に充てられる。
コインを購入したユーザーには、各ショップが設定した割引や優待を提供。コインの価格は100コイン当たり50〜100円とし、買い物時は1コイン=1円で使えるため、差の分だけ割安になる。購入したコインは、そのショップでのみ利用できる。
店舗がコインを作成するには、集めたい金額や使用目的を明らかにし、BASEの審査を通過する必要がある。新製品の開発、ブランドの立ち上げをしたいが、資金が不十分という店舗が、コインを作成して初期費用を集める、といった利用を想定している。
BASEは「店舗がユーザーから資金調達を行いネットショップ運営のキャッシュフローを早められる」とする一方、「購入者との関係が続くため、ロイヤルカスタマーの創出にもつながる」としている。
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