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ロボットが夜中に値札をチェック、東芝テックがスーパーで実証実験
東芝テックは、東京や神奈川などでスーパーマーケットを展開しているオーケーと協力し、「棚監視ロボット」を使った売価チェックの実証実験を行う。
東芝テックは5月21日、東京都や神奈川県などでスーパーマーケットを展開しているオーケーと協力し、「棚監視ロボット」を使った売価チェックの実証実験を開始した。国立研究開発法人・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」の一環。オーケーの橋場店(東京都台東区)で6月20日まで実施する。
店舗の営業が終了した午後10時から翌朝5時の間にカメラなどのセンサーを備えた棚監視ロボットが店内を自動巡回。商品棚に掲載されている価格を認識し、商品マスターデータと照らし合わせて間違いがないか確認する。実際の店舗でロボットが安定して店内を巡回できるかも併せて検証する。
少子高齢化や人口の減少による人手不足が深刻化する中、小売業界でも業務効率化を目指して自動化のニーズが高まっているという。東芝テックでは、「ロボット技術を活用して棚周り作業を軽減することで小売業界の課題解決を目指す」としている。
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