ニュース
バンダイナムコの技術が詰まったVOCALOID「ミライ小町」発売
ヤマハが、バンダイナムコスタジオのオリジナルキャラクター「ミライ小町」の声で歌声を制作できる「VOCALOID4 Library ミライ小町」を発売した。8000円(税別)。
ヤマハは5月24日、バンダイナムコスタジオのオリジナルキャラクター「ミライ小町」の声で歌声を制作できる「VOCALOID4 Library ミライ小町」を発売した。VOCALOID公式ショップでダウンロード販売する。8000円(税別)。
バンダイナムコスタジオが、社内の技術発表や社外カンファレンスなどのデモンストレーションで使った「ミライ小町」の声を利用する「VOCALOID4」用の歌声ライブラリ。同社のサウンドチームが、音声収録から歌唱データベースの制作まで全ての工程を担当した。
クリアな発音と透明感のある歌声で、ポップスやロックなど各種ジャンルで豊かな感情表現を楽しめるという。「ゲーム音響などで定評を持つバンダイナムコスタジオ・サウンドチームの知見と技術が詰まった歌声ライブラリ」(ヤマハ)としている。
推奨音域はG2〜F4、推奨テンポは70〜200BPM。キャラクタービジュアルはバンダイナムコスタジオのビジュアルアートチームが担当した。
関連記事
- 電子の歌姫誕生から10年 初音ミクが「キーボード」になった理由
2007年8月31日の誕生から10年。VOCALOID「初音ミク」が、キーボードになりました。 - 作り手が受動的な時代のボカロとは 「受容」するVOCALOID「LUMi」
ボカロブームから10年が経ち、作り手も変化している。新興のボカロ提供会社にこれからのVOCALOIDのあり方について話を聞いた。 - 初音ミクがiPhoneで自由自在に歌う ヤマハMobile VOCALOID EditorとGarageBandで歌ってもらった
初音ミクとiPhoneの誕生から10年、ヤマハのiOS用VOCALOIDアプリ「Mobile VOCALOID Editor」が発売されて2年半。ついに初音ミクがやってきた。 - 「初音ミク」新バージョン「V4X」発売 シャウトからささやきまで表現豊かに
歌声合成ソフト「初音ミク V4X」が登場。VOCALOID 4に対応し、声に吐息や声質の変化を加える独自拡張「E.V.E.C.」を搭載する。 - 「Fukaseなら俺の隣で歌ってるよ」 セカオワボカロを使ってわかったこと
SEKAI NO OWARIのボーカルであるFukaseさんがボカロ化して発売された。実際に使ってみて、関係者の話を聞いてきた。 - 小林幸子がボカロ化 「VOCALOID4 Library Sachiko」、声色だけじゃなく、歌い方まで「幸子節」に
「そう、あの幸子です」と小林幸子さんがボカロ「VOCALOID4 Library Sachiko」に。歌い方を真似できる専用のプラグインなども付属し、「圧倒的ソウルフルボイス」でクリエイターの情熱を歌い上げるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.