AbemaTVは5月24日、インターネットテレビ局「AbemaTV」のブラウザ視聴での表示速度を向上させる機能改善を行った。従来比で3倍アップしたという。
対象ページは、トップページ、Abemaビデオのエピソード一覧ページとエピソード詳細ページ。米Googleが提供するツール「Lighthouse」を使い、コンテンツの表示にかかる時間(First Meaningful Paint)を比べたところ、従来比の3倍速くなったという。
表示コンテンツをあらかじめWebサーバ側で構築するサーバサイドレンダリングや、コンテンツを高速かつ安定的に配信するためのネットワークであるCDN(Content Delivery Network)を活用することで実現したという。
AbemaTVは、テレビのように24時間編成のさまざまな番組を無料で視聴できる動画配信サービス。これまで、有料会員(月額960円、税込)向けに「追っかけ再生機能」や「動画ダウンロード機能」などを追加。一般ユーザー向けにもモバイルデータ通信量を半分にする「節約モード」を実装した。
スマートフォンアプリの累計ダウンロード数は3000万を突破している(2018年5月時点)。
関連記事
- 「傷が浅いうちに」 サイバーエージェントが参入断念、仮想通貨交換業の難しさ
「リスクがどこまでか見えない。ほとんど傷を追っていない状態で撤退するのが賢明だろう」――仮想通貨交換業への参入を断念したサイバーエージェントの藤田晋社長が、決算説明会でそう話した。 - AbemaTVに「追っかけ再生機能」 有料プラン向けに
AbemaTVのAndroid版アプリに「追っかけ再生機能」が追加。有料プランの機能で、既に放送が始まった番組を、放送中でも最初から視聴できる。 - AbemaTV、動画を端末にダウンロードできる機能を追加 有料プランで
「AbemaTV」のスマホアプリに「動画ダウンロード機能」が追加された。Abemaビデオの番組を、端末にダウンロードして視聴できる。外出先での視聴時、通信量を抑えたいというユーザーの要望に応える。 - AbemaTV、通信量半分にする「節約モード」機能
AbemaTVに、モバイル通信環境でのデータ通信量を最大50%削減するという「通信節約モード」機能が実装された。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.