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実名制Q&Aサイト「Quora」に質問受付機能 野口聡一さんに宇宙の質問可能に
実名制Q&Aサイト「Quora」(クォーラ)の日本語版に「質問受付機能」が追加された。宇宙飛行士やエジプト考古学者などに質問が行える。
実名制Q&Aサイト「Quora」(クォーラ)を運営する米Quoraは6月5日、同サイトの日本語版で「質問受付機能」の提供を始めた。宇宙飛行士やエジプト考古学者、AIの研究者などが同サイトに順次参加し、彼らのプロフィール画面からそれぞれの専門分野に関する質問が行えるようになるという。
Quoraは実名登録が原則のQ&Aコミュニティーサイト。2010年に英語版の提供が始まり、17年11月に日本語版が正式スタートした。サイトに登録するとさまざまなトピックへの質問、回答が可能になり、書き込んだ質問は、AI(人工知能)技術を活用して回答に適したユーザーに振り分けられるという。
そうした通常の機能に加え、ユーザーが能動的に自分の得意なトピックを選んで質問、回答する機会を拡大するために、質問受付機能を追加した。質問受付機能は、誰でもどのトピックでも使える。また、どの質問に回答が求められているかを「リクエスト数」で事前に把握できる。
他のユーザーから質問を受け取ったら、好きな質問を選んで回答できる。書かれた回答は、通常の質問に対する回答と同じようにサイトに蓄積されていくという。
6日現在、宇宙飛行士の野口聡一氏、エジプト考古学者の河江肖剰氏が質問を受け付けている。今後は、東京都議会議員のおときた駿氏、ドワンゴ人工知能研究所の山川宏所長、デジタルゲームのAI開発で知られる三宅陽一郎氏、グロービス経営大学院 経営研究科の中村知哉研究科長なども順次参加する予定だ。
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