「Sonos Beam」は「AirPlay 2」(Siri)、Alexa、Googleアシスタントをサポート
Sonosのサウンドバー第2弾「Sonos Beam」はAppleのAirPlay 2をサポートするので、Siriで操作可能だ。Amazon.comのAlexaでも操作でき、今後のアップデートでGoogleアシスタントもサポートする計画。
米Sonosは6月6日(現地時間)、新スマートスピーカー(サウンドバー)「Sonos Beam」を発表した。7月17日に米国で発売する。価格は399ドル(約4万4000円)。
米Appleの「AirPlay 2」をサポートする。AirPlayは、iOS端末やPCのiTunesからWi-Fi経由で対応するテレビやスピーカーに音楽などのコンテンツをストリーミングする機能。AirPlay 2では「Siri」での操作に対応し、マルチルームオーディオ機能も追加された。
米Amazon.comのAIアシスタント「Alexa」もサポートし、今後のソフトウェアアップデートで米Googleの「Googleアシスタント」もサポートする見込み。つまり、3つのAIアシスタントで操作できるようになり、例えば各社のコンテンツサービス(Amazon Primeミュージック、Google Play Music、Apple Music)のユーザーは、アシスタントを使い分けることでそれぞれのサービスの音楽を音声命令でストリーミングできる。
サイズは651×100×68.5ミリで重さは2.8キロ。テレビとはHDMI ARCで接続する。5個のマイクを搭載し、遠隔音声認識機能に対応する。
米Apple純正のスマートスピーカー「HomePod」より50ドル高いが、Apple以外のサービスも使え、テレビのサウンドバーとして設置できる。日本で発売するかどうかは今のところ不明だ。
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