スマホを活用して“時短”に、東芝から全録レコーダー新製品「レグザタイムシフトマシン」登場
「レグザサーバー」後継の全録マシンが東芝映像ソリューションから登場。新たにスマホ視聴用の録画モードなどを搭載し、利用シーンに合わせて選択できるようになった。
東芝映像ソリューションは6月12日、「レグザサーバー」の後継機種として、最大6チャンネルを常時録画して“録り逃し”を防ぐ全録レコーダー「レグザタイムシフトマシン」(DBR-M4008/M2008)を発表した。6月下旬に発売予定で価格はオープン。店頭では2TBのHDDを搭載したDBR-M2008が9万円前後、4TBのDBR-M4008が13万円前後(いずれも税別)になる見込み。
2月に発売したトリプルチューナーの“レグザブルーレイ”「DBR-T3008」に採用された新機能を取り込み、時短再生やスマートフォン連携を強化した全録レコーダー。ネットワーク経由の番組再生や番組持ち出し(スマホにダウンロード)など、スマホ連携機能をタイムシフト録画の番組でも活用できる。視聴アプリにはデジオンの「DiXiM Play」(iOS/Android)を使用する。
「AVC高画質」などテレビ視聴用の録画モードはそのままに、新たに「スマホ高画質」「スマホ長時間」を搭載。いずれもデジタル放送の1080/60i(インタレース)ではなく、スマホ画面での視聴に適した1080/30p(プログレッシブ)で録画する。転送時の変換作業が省けるため“時短”につながるのがメリットだ。ただし、「30pのスマホ用モードで録画した番組を大画面テレビで視聴する場合、動きの激しいシーンなど一部で画質的に厳しいこともある」(同社)という。
録画モードは、録画ユニットの1〜4(タイムシフト専用)と5〜7(タイムシフト、通常録画用)で個別に設定できる。テレビ用の録画モードには非圧縮モード(他社でいうDRモード)も用意されているため、録画するチャンネルや用途に合わせて選択できるという。
このほか、かつての「RD Style」製品でユーザーの支持を集めた「プレイリスト編集」を搭載した点も春モデルと共通。6チャンネル常時録画中でもBlu-ray Disc再生が可能といった特長は従来機から継承している。
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