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みずほ証券、ネット取引再開 停止から2日半
システム障害の影響で26日朝から停止していたみずほ証券のオンライン取引「みずほ証券ネット倶楽部」のサービスがようやく再開した。
みずほ証券は6月28日正午、オンライン取引「みずほ証券ネット倶楽部」のサービスを再開した。システム障害の影響で26日朝から停止していたが、2日半ぶりに復旧した。
サービス再開までに累積したデータ処理が一部完了しておらず、25日の大引け以降に注文を出したユーザーの注文内容や残高、入出金などの情報が最新のものになっていない可能性があるという。再開直後はアクセスが集中する可能性があるとし、アクセスしづらい場合は時間をおいてから再度利用してほしいとしている。
「みずほ証券カード」も26日午前8時以降、システム障害の影響で、提携金融機関のATMで利用できない状態だったが、28日午後0時30分に復旧した。
システム障害は、23〜24日に新サーバを設定した際の設定ミスが原因。個人向け業務システムと運用管理サーバ間で通信障害が起き、22日夜から25日朝にかけてと、25日夜に行われた予約注文計1万件が処理できなかった。うち約定されるべき1200件は同社が処理し直しており、注文時の価格との差額を補償する。
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