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LINEで児童虐待防止、東京都が相談窓口 11月から試験導入
LINEと東京都は、児童虐待を防止するために、メッセージアプリ「LINE」を活用した相談窓口サービスを11月に試験導入する。
LINEと東京都は6月29日、児童虐待を防止するために、メッセージアプリ「LINE」を活用した相談窓口サービスを11月に試験導入すると発表した。相談員がLINEを通じて子どもや保護者の悩みを聞き、緊急性がある場合は、児童相談所や警察に伝えるという。
サービス開始に向け、相談員の研修や、児童相談所などとの連携体制を整備する。試験導入後は検証を行った上で、2019年度から本格運用する計画だ。
これまでもLINEは、滋賀県大津市といじめ相談窓口を開設するなど、省庁や自治体と連携したサービスを提供してきた。同社は、若年層が日常的に利用しているLINEを窓口とすることで、悩み相談のハードルを下げ、相談件数の増加が見込めるとしている。
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