350ml缶サイズのAndroid搭載モバイルプロジェクター「Nebula Capsule」を試す(1/2 ページ)
「ホームシアターは今どきVRでしょ」って? まぁまぁそう言わずに。
アンカー・ジャパン(以下、Anker)から、350ml缶サイズのモバイルプロジェクター「Nebula Capsule」が登場した。OSにAndroid 7.1を採用し、単体で「Netflix」や「Amazonプライムビデオ」「YouTube」などが楽しめる。HDMI入力に加えてAirPlayとMiracastによるワイヤレスディスプレイにも対応するなど拡張性も高い。
価格は3万9800円(税込)と、同ジャンル製品の中では少々お高め。米国のクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で1.4億円の支援金を集めたという同製品だが、買っても後悔しない商品なのか、しばらく試用したのでレビューをお届けする。
見た目はまるでスマートスピーカー?
Nebula Capsuleは、継ぎ目のない黒のアルミボディーが特徴。見た目や触り心地の質感が高く、安っぽさは感じられない。サイズは約120(高さ)×68(直径)ミリ、重さ約470グラム。片手で持つとずっしりとした重さがあるが、大きさはまさに350ml缶サイズとほぼ一緒。かばんに入れて気軽に持ち運びできる。
一見するとスマートスピーカーのようにも見える円筒形のボディーには、プロジェクターの他に全方位スピーカー(5W)を内蔵している。周囲に音が広がるよう工夫されており、Bluetoothスピーカーとしても使える。
本体天面には電源ボタン、音量、プロジェクターモード/Bluetoothスピーカーモードを切り替える物理ボタンがある。起動中はNEBULAのロゴが青く光り、バッテリー残量が20%を切ると赤く点滅する。本体底面は三脚用のネジ穴がある。
本体正面にはプロジェクターのレンズ、左側面にはフォーカス調整用ダイヤル、背面にはファンの排気口、付属リモコン用の赤外線受光部の他、付属のOTGケーブルでフラッシュメモリなども接続できる充電用micro USBポート(9V2A、Quick Charge 2.0対応)、HDMI入力端子を備える。
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