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豪雨被災地、「通れる道」は? 国交省、呉市周辺のマップ公開 トヨタやホンダも
西日本豪雨で大きな被害を受けた広島市と呉市周辺の通行可能な道路をまとめた地図「通れるマップ」を国交省が公開。トヨタとホンダもそれぞれ、豪雨被災地で通れた道の地図をネットで公開している。
西日本豪雨で大きな被害を受けた広島市と呉市周辺の通行可能な道路をまとめた地図「通れるマップ」を、国土交通省が7月10日に公開した。また、トヨタと本田技研工業(ホンダ)もそれぞれ、自社のカーナビ装着車両のプローブデータを基に、豪雨被災地で通れた道の地図をネットで公開している。
国交省は、広島市・呉市周辺で、通行可能な道路を示したマップをPDFの形で公開。現地調査とETC2.0、民間プローブデータを基に作成しており、随時更新するとしている。
トヨタは、自社テレマティクスサービスから収集したプローブデータを基に、「通れた道マップ」を公開しており、被災地の情報も提供している。ただ、11日午後2時現在「アクセス集中のため、一部の情報に限定して表示している」という。
ホンダは「Yahoo!地図」の道路通行実績情報で、インターナビ装着車から収集したプローブデータ基に、通れた道を地図上で公開。渋滞情報や混雑情報もあわせて確認できる。
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