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VOCALOID5発売 AU対応、日英男女の新4ボイス付属
4年ぶりのVOCALOIDバージョンアップ。ゼロから作るのではなく、フレーズループを組み合わせて作る現代的なサウンドメイキングが可能に。
ヤマハは7月12日、歌声合成ソフトVOCALOIDの新バージョン「VOCALOID5」を発売した。大量のプリセットフレーズをドラッグ&ドロップするループシーケンサー的な歌作りが可能になっているほか、全くの新作音源が英語、日本語、男女の組み合わせで4種類、付属する。
Cubaseに限定されていたDAWとの連携はVST、AU(GarageBand Logicなど)にも対応した。価格はSTANDARD版が2万5000円。他のヤマハ製音源4種類が追加されたPREMIUM版が4万円。いずれも税抜き。
サードパーティ製音源としては井上喜久子さんの声をベースにした「桜乃そら」が発売予定。
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