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開発中の「空飛ぶクルマ」まとめ Uber、ロールスロイス……参入相次ぐ(2/2 ページ)

米Uber Technologiesや英Rolls Royceなどが、空飛ぶクルマを開発している。渋滞の緩和や、移動時間の短縮が期待できそうな各社の取り組みを紹介しよう。

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ニュージーランドで試験飛行するKitty Hawk

 米Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏が出資しているベンチャー企業Kitty Hawk(米カリフォルニア)は、2人乗りの「Cora」を開発。米国と比べて試験飛行の環境が整っているニュージーランドを舞台に選び、既に実証実験を始めている。スピードは時速180キロ程度。飛行可能な範囲は100キロまで。

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Kitty Hawkが試験飛行を実施している「Cora」=同社サイトより
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東京五輪で聖火点灯へ 日本の「CARTIVATOR」

 空飛ぶクルマを開発している組織は、日本にもある。若手技術者やベンチャー関係者が結成する有志団体「CARTIVATOR」は、20年に空飛ぶクルマ「SkyDrive」を初披露し、30年までに市販化を目指している。2人乗りで、飛行速度は時速100キロ(目標値)。

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CARTIVATORが開発している空飛ぶクルマ「SkyDrive」=同団体の公式サイトより

 20年の東京オリンピック・パラリンピックの開会式で、空飛ぶクルマによる聖火点灯を実現させるべく、技術開発に取り組んでいるという。

 同団体には、トヨタグループ15社が総額4250万円を出資。パナソニック、NECなども支援している(出資額は非公開)。

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