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新「MacBook Pro」のキーボードのシリコン膜はやはり「バタフライへのゴミ防止」──MacRumors
iFixitの分解で明らかになったMacBook Pro(2018)のキーボードのバタフライ構造を包むシリコンの膜は、防音だけでなく、防塵の役割もあると、MacRumorsが入手したAppleのサービス準備ガイドに基づいて報じた。
米Appleが7月11日に発表した新型「MacBook Pro」のバタフライキーボードの薄いシリコンの膜は、防音だけでなく、バタフライ構造へのゴミ侵入を防ぐ目的もあると、米MacRumorsが19日(現地時間)、独自に入手したというAppleの「サービス準備ガイド」に基づいてそう報じた。
この膜については、米iFixitが分解レポートで最初に報じた。
Appleはこれまで、第三世代バタフライキーボードの改良点について「より静かにタイピングできるキーボードを採用しました」としか説明していないが、サービス準備ガイド(カナダおよび欧州版)には「キーボードのキーキャップの下には、バタフライ構造へのゴミ侵入を防ぐための膜がある」と書かれているという。また、米国版には注意事項として「この膜を破らないように注意のこと。破れてしまうとキートップ全体の交換が必要になる」とある。
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