無料の3Dキャラメーカー「VRoid Studio」、先行応募者へ提供開始
ピクシブは7月31日、VRやARのプラットフォーム上で利用できる3Dキャラクターを作れる無料ソフト「VRoid Studio」(ブイロイド・スタジオ)のβ版を、先行応募者向けに提供した。一般向けには8月3日に公開する。
ピクシブは7月31日、VRやARのプラットフォーム上で利用できる3Dキャラクターを作れる無料ソフト「VRoid Studio」(ブイロイド・スタジオ)のβ版を、先行応募者向けに提供した。一般向けには8月3日に公開する。
今回公開するのは、基本的な機能を備えた「バージョン0.1」。利用できるのは、(1)ペンのストロークで髪をモデリングできる機能、(2)顔や髪、体、服のテクスチャ編集機能、(3)顔や目のパラメータ調整機能。ベースキャラクターは女性のみで、今後男性キャラクターも提供予定。作ったモデルはVRM形式でエクスポートできる。
ヘアデザイン機能では、キャラ頭頂部からペンをストロークすることで、イメージした髪の流れ通りに直感的に毛束を作れるという。作った毛束は後からパラメータで編集可能。
テクスチャ編集機能は、3Dオブジェクト上に直接絵を描くように編集できる。2次元上に展開した状態のオブジェクトにも書き込むことができ、リアルタイムに3Dオブジェクト上で描画を確認できる。
VRoidのペンツールは筆圧に対応し、濃淡の描き分けも可能。瞳の書き込みはもちろん、まつげやアイラインもレイヤーを利用して編集できる。
顔のカスタマイズでは、ベースとなる3Dモデルを基に、目や口、鼻といった各パーツの位置や大きさをスライダーで調節できる。
今後提供を予定する機能は以下の通り。各提供時期は公式サイトや公式Twitterアカウントなどで随時案内する。
モデリング機能の強化
- 体形のカスタマイズ
- ヘアデザイン機能にポニーテールやツインテールの作成ツールを追加
- 表情デザイン機能
- 顔編集機能に八重歯や牙などの設定を追加
- ケモノ耳やツノなど、付加パーツのデザイン機能
- 髪の毛など、揺れもの設定機能
- 顔や体形の形状編集機能の強化
- 男性ベースモデルの提供
- ベースモデルの衣装の拡充
- 衣装デザイン機能
- アクセサリーなど、他ソフトで作成された3Dモデルのインポート
テクスチャ編集機能の強化
- ペンツール(ブラシ)のカスタマイズ
ユーザビリティの向上
- VRMで定義された表情セットの自動追加
- 作成したモデルに表情やポーズをつけて撮影ができる機能
- UIの改善
- ショートカットキーへの対応
- 多言語対応(英語から開始)
- FBX形式・OBJ形式へのエクスポート
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