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“耳で聴く本”きっかけで読書機会増えた 利用者の5割
“耳で聴く本”オーディオブックの利用者の約半分が「読書する機会が増えた」と答えた――そんな調査結果を、オトバンクが発表した。
“耳で聴く本”オーディオブックの利用者の約半分が「読書する機会が増えた」と答えた――オトバンクが8月2日、そんな調査結果を発表した。「音声で興味を持つことが、活字を読むきっかけになっている」(同社)
オーディオブックは、本を朗読したナレーターや声優の音声を提供するサービス。調査によれば、利用者の47%が「オーディオブックを使用して読書する機会が増えた」と答えた。「オーディオブックをきっかけに原作を読んだ」(14%)、「本屋や図書館に行く機会が増えた」(10%)といった意見もあった。
利用シーンは「移動時間」(58%)が最多。以下「就寝前」(10%)、「家事の最中」(10%)、「運動中」(8%)、「入浴中」(6%)など、別の作業と並行してオーディオブックを聴く「ながら読書」が約9割を占めた。
オーディオブックの魅力で多かったのは「時間を効率化できること」(50%)で、「読書量が増えることで知識量が増える」(30%)、「読書が苦手でも本を楽しめる」(20%)が続く。
調査は6月23日〜29日、同社のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を利用している1698人を対象にネット上で実施した。
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