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デッサンが苦手な漫画家が“3Dデッサンツール”に挑戦(4/4 ページ)
「できるだけ楽をしてお金を稼ぎたい」。そんな身もふたもないことを堂々と宣言する漫画家が楽しく仕事をサボれるITツールを試していく、そんな連載です。
デザインドールは、さまざまな身長・体形の3Dモデルを設定できるデッサンツール。体の各パーツの形状や大きさを自由に変更でき、漫画に便利な「嘘パース」などの表現も可能。腕や脚の関節をはじめ、指先まで細かく動かしてポージングできる。
設定できるモデルの種類が多かったり、操作になかなか慣れなかったりと、悪戦苦闘するサダタローさん。「動かしたい部位の先端の位置を決め、その部位の関節をどう回すかでポーズを確定させていく」という工程を繰り返しながら、何とかポージングに成功しました。
「このツールできちんとポーズを取らせることができる人は、もともとデッサンが得意な人なのでは……」という真実(?)に気付きつつ、自身の漫画に3Dモデルを活用してみることに。
しかし、サダタローさんはここであることに気付きます。派手なアクションも奇抜なポーズもない俺の漫画に、デッサンモデルは必要ないんじゃないか、と。
「本格アクション漫画を描くときがきたらお世話になります」――来るかどうか分からない日に備え、漫画家サダタローはデッサンの練習を続けるのだった。
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