LINE、プロフィール画面をリニューアル カバー写真をスマホで見やすく 若者には「ペア画」が流行?
LINEがプロフィール画面を近日中にリニューアルする。スマートフォンで見やすいサイズにカバー写真を拡大するという。
LINEは8月13日、コミュニケーションアプリ「LINE」のプロフィール画面を近日にリニューアルすると発表した。具体的な時期は決まり次第、LINE公式ブログで案内する。
現行のLINEのプロフィール画面は、アイコン画像、カバー画像、名前、LINE ID、ステータスメッセージなどで構成。リニューアルに伴い、カバー画像をスマートフォンで見やすいサイズ(720×1280ピクセル程度)に拡大し、余白を減らす。チャットや通話、ビデオ通話を行えるボタンはそのまま残す。
プロフィールを表示したユーザーの「タイムライン」を閲覧するには、これまでプロフィール画面の「ホーム」をタップする必要があったが、下にスクロールするだけで投稿履歴を閲覧できるようになる。プロフィール画面下の「Photos/Videos」をタップすると、ユーザーがタイムラインに投稿した写真、動画、GIFファイルをまとめて見られるという。
LINEによると、若年層でプロフィール変更やステータスメッセージをきっかけとしたコミュニケーションが活性化しており、「コミュニケーションに画像や動画を利用する傾向が年々高まっていること」を受け、リニューアルを決めたとしている。
同社は合わせて「LINEプロフィール画面に関する意識調査」の結果も発表した。調査によると、プロフィール画面の内容を変更する頻度は、「月1回」(33%)、「年数回」(25%)、「週1回以上」(24%)の順に多かった。変更する要因は「何かイベントがあったとき」「友達と遊んだとき」「みんなに伝えたいことがあるとき」などが多く、状況や心境の変化を伝えるために変更していることが分かる。
さらに「誰かとペア画にするとき」という回答も多かったという。ペア画は、恋人や友達とおそろいのアイコン画像にしたり、2人の画像を組み合わせることで1つのアイコン画像になったりするもの。「プロフィール画面の面白い使い方」を問う設問の自由回答では、恋人や友達のつながりを名前で表す「ペアネ」、ステータスメッセージを利用する「ペアコメ」などの回答も多数見られたとしている。
調査期間は8月7日〜10日。10代以上の男女2389人を対象に、公式アカウント「LINEチーム」のタイムラインを利用したスマートフォン向けアンケートを実施した。
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