ソニーのスマート照明「マルチファンクションライト」がGoogleアシスタントにも対応 オリオンブランドの低価格モデルも
ソニーネットワークコミュニケーションは、スマート照明器具「マルチファンクションライト」がGoogleアシスタントに対応すると発表した。合わせてオリオン電機ブランドの「LGTC-20」の一般販売を開始。
ソニーネットワークコミュニケーションズは、Wi-Fiと各種センサーを搭載した照明器具「マルチファンクションライト」が8月22日からGoogleアシスタントに対応すると発表した。同日、オリオン電機ブランドの「LGTC-20セット」も一般販売を開始。ソニーブランドの「LGTC-10セット」と比較して2万円ほど安い3万7000円前後となる見込みだ(いずれもオープン価格)。
マルチファンクションライトは、ソニーが2016年に発表した多機能照明器具。ドーナツ型の「LEDシーリングライト」と、その中心に合体させる「マルチファンクションユニット」で構成され、Wi-Fiなどの通信機能や家電を操作するための赤外線送出部、各種センサー、マイク、スピーカーなどを搭載している。スマートフォンアプリ「MF Light」で照明、テレビ、エアコンを操作できる他、スマートフォンなどからの音楽再生(Wi-Fi/DLNA)、ボイスメッセージなど多彩な機能を備えた。
基本的にはB2B向け商材として「IoTマンション」などに導入されていたマルチファンクションライトだが、今年春にLGTC-10セットの市販を開始。合わせてAmazon Alexaに対応した。今回のGoogleアシスタント対応で実現する機能は基本的にAlexaと同じ。音声で調光や調色の他、テレビやエアコンの電源をコントールできる。
オリオン電機のLGTC-20セットは、ソニーネットワークコミュニケーションズが供給するマルチファンクションユニットと、12畳まで対応するオリオン電機製のLEDシーリングライトを組み合わせた商品(LGTC-10は8畳用)。調光および電球色(2700ケルビン)から白色(6500ケルビン)までの調色に対応している。
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