パナソニック、4/3型センサーのコンパクトカメラ「LX100M2」発表 4年ぶりの新モデル
前モデルからセンサーを一新。新たにタッチパネルを搭載した。レンズは引き続きLEICA DC VARIO-SUMMILUX 24-75mm/F1.7-2.8」を搭載する。
パナソニックは8月23日、4/3型のイメージセンサーを搭載するコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DC-LX100M2」を発表した。想定実売価格は11万5000円(税別)前後で、10月18日に発売する。カラーラインアップは黒の1色。2014年10月に発表した「DMC-LX100」の後継機種となる。
同社のミラーレス一眼カメラに搭載しているローパスフィルターレスの4/3型MOSセンサーを、レンズ固定式カメラに採用した。4/3型センサーは、高級コンパクトカメラの主流である1型センサーに比べ1.6倍大きく、暗所性能などで優れるという。
レンズは前モデルから好評だった「LEICA DC VARIO-SUMMILUX 24-75mm/F1.7-2.8」を引き続き搭載。センサーの総画素数は2177万画素で、縦横比を変えても画角が変わらない「マルチアスペクト」(4:3、3:2、16:9)に対応。4:3での有効画素数は1700万画素。1:1の縦横比の撮影も可能だが、画角は狭まる。
背面液晶モニターにはタッチパネルを新たに採用。タッチによるAF枠の移動や、EVF(電子ビューファインダー)をのぞきながらの「タッチパッドAF」機能を搭載する。液晶モニターのサイズは3.0型で、画素数は約124万ピクセル。チルトやバリアングルには対応しない。
EVFは0.38型で約276万ピクセル。視野率は約100%で倍率が約0.7倍。
800万画素の画像を秒間30コマ連写で記録できる「4Kフォト」も強化。単純な連写の他、フォーカスポイントを変えながら撮影し、撮影後にフォーカスポイントを自由に選択・合成できる「フォーカスセレクト」、被写体の動きや顔を自動検出しマーカーを設定できる「4Kフォト オートマーキング」、一連の動きを1枚の写真に合成する「4Kフォト 軌跡合成」機能を搭載する。
前モデル同様、通常の連写性能はメカシャッター時に秒間11コマで、動画は4K30pまたはフルHD60pまで対応する。
本体サイズは約115.0(幅)×約66.2(高さ)×約64.2(奥行き)ミリで、バッテリーとSDメモリーカードを含む重量は約392グラム。
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