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「海を眺める」「ウミガメに触れる」 遠隔地のロボットで疑似体験、KDDI

ロボットがカメラで捉えた風景や触れたものの質感を、VR技術などを使って遠隔地にいる人に伝え、旅行を疑似体験してもらうイベントを、KDDIが9月に開催する。

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 KDDIは8月29日、VR(仮想現実)やハプティクス(触覚)などの技術を使い、旅行を疑似体験できるイベントを9月14日〜27日に開催すると発表した。遠隔地にいるロボットがカメラで捉えた風景や触れたものの質感を、イベント参加者に共有する。

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イベントの告知サイトより

 KDDIが出資するTelexistence(東京都港区)が開発した遠隔操作ロボットを活用。ロボットにはカメラやマイク、触覚センサーなどを搭載し、旅行先の父島(東京都小笠原村)の映像、物の質感などの情報を伝える。都内にいるイベント参加者はヘッドマウントディスプレイや触覚提示機器を装着し、感じとる仕組みだ。

 具体的には、海岸や展望台から海を眺める、ウミガメに触れて餌をあげる、名産品を手に取る、といった体験ができるという。

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ロボットを通じて旅行を“体験”する仕組み
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イベントで使うロボット

 参加者の応募は告知サイトで9月7日まで受け付け、抽選で決定する。イベントは14日〜27日に竹芝まちづくりサロン(東京都港区)で開催する予定。

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