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資生堂の4K/8K対応化粧品、あす発売 製品開発に8Kカメラ活用
資生堂が、高精細な4K/8K映像上でも透明感や肌のキメ、血色などを感じられるという化粧品を9月1日に発売する。
資生堂は化粧品ブランド「PLAYLIST」から、4K/8Kの高精細な映像上でも透明感や肌のキメなどを感じられるというベースメーク用化粧品「リアルテクスチャー リキッドファンデーション」と「フリュイドパウダー」を9月1日に発売する。同社オンラインサイトでの価格は順に4104円と3780円(いずれも税込)。
高精細な8K映像でも、透け感や肌のキメ、血色をほどよく感じる素肌のような仕上がりになり、ベースメークをした際の粉っぽさや厚みを感じさせない繊細さを実現したという。同社は製品開発に当たり、「約100回の試作と、4K/8Kカメラとディスプレイによる検証を繰り返した」「誰でもテクニックレスでプロの仕上がりを実現できるよう、アーティストの知見を製品に凝縮した」と説明する。
リアルテクスチャー リキッドファンデーションは、液状のベースメーク化粧品。補色の光効果で気になる凹凸や色むらを補正し、キメの整った滑らかな肌に仕上げるという。色は、ライト、ナチュラル、ミディアムの3色。
フリュイドパウダーは、リキッドファンデーションの上に重ねて塗る乳液上のフェースパウダー。毛穴や凹凸を光の効果で自然にカバーし、皮脂によるテカリやよれを防ぐとしている。
今年の12月に、BS/110度CSによる4K/8K実用放送が始まる。
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