ここがiPhone Xと違う iPhone XS、iPhone XS Maxのカメラ仕様
iPhone Xの後継となる2モデルはどのようなカメラ性能を持っているのか、調べてみた。
9月21日からユーザーの元に届けられる新型iPhone「iPhone XS」と「iPhone XS Max」のカメラをチェックしてみた。
仕様上はiPhone Xと同じで、1200万画素裏面照射型センサー、広角:F1.8、望遠:F2.4、6枚構成レンズで、iPhone XSとiPhone XS Maxのカメラユニットは同一だ。
Appleは、背面の広角カメラ用センサーは新設計だと説明している。
iPhone XSの背面広角カメラは「f/1.8の開口部、焦点距離26mm(35mm換算)」に変わっている。
このことから、広角カメラ側のセンサーは、イベントで説明していたように、裏面照射型センサーを大きくし(32%増)、画素ピッチを広げた(1.22μmから1.4μmに)と推測される。
従来と同じくDisplay P3プロファイルが埋め込まれる。
iPhone XSの望遠カメラは「f/2.4の開口部、焦点距離52mm(35mm換算)」となっている。
Appleが触れなかったように望遠カメラ側は、iPhone Xと同じカメラユニットが継続採用されていると推測できる。
iPhone XSのTrueDepthカメラは、iPhone XのTrueDepthカメラや、iPhone 8・iPhone 8 PlusのFaceTime HDカメラと同じ、積層型有効約700万画素CMOSセンサーを採用し「f/2.2の開口部、焦点距離32mm(35mm換算)」という仕様。
他社製スマートフォンの場合、フロントカメラ側の広角化が進んでいるが、AppleはFaceTime ビデオを使用する上での距離を一定に保つため、あえて変えないようだ。
iPhone XSとiPhone XS Maxのカメラユニットは共通だが、一応iPhone XS Maxの背面カメラも紹介する。
iPhone XS Maxの背面広角カメラは「f/1.8の開口部、焦点距離26mm(35mm換算)」で、iPhone XSと同じ仕様なのが確認できる。
iPhone XS、iPhone XS Maxは、カメラでポートレート撮影を行った場合、A12 Bionicチップの8コアNeural Engineを使用した新しい深度コントロールにより、撮影後、いつでも編集で被写界深度を自由に変えられる機能が搭載されている。
F1.4〜F16の範囲で自由に変更できる。
なお、iPhone XS、iPhone XS Maxで撮影したポートレート写真をiPhone Xで表示した場合、後編集可能だ。
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