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大型アップデート間近か ソニーのスマートリモコン「HUIS」導入記(2/4 ページ)

ソニーの「HUIS」は、モノクロ電子ペーパーを採用したスタイリッシュなスマートリモコン。2016年の発売後もソフトウェアのアップデートを繰り返し、徐々に洗練されている。現在の機能を紹介していこう。

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 電源くらいしかリモコンは使わないという家電が多い場合は、各機器の必要な操作ボタンだけをまとめたページを一つ作ってしまえばいい。「カスタムリモコンを作成」メニューからHUIS単体でまとめたページが簡単に作れる。


リモコンのデザインをカスタマイズしたいけれど面倒という人のために「おすすめリモコン」の自動作成機能がある

必要な機器のボタンを選択して、自動生成のアルゴリズムに任せると、サイズやレイアウトをいい感じにまとめてくれる

ボタンの増減、位置などは本体だけで任意に調節が可能

Bluetooth対応の専用クレードルが便利だった

 家電に付属するリモコンの良いところは滅多に電池が切れないことだ。HUISは全画面表示のリモコンなのでバッテリーの消耗も激しいイメージがあるかもしれないが、1回のフル充電から約1カ月間もバッテリーが持つうえ、USBで充電するタイプのバッテリーなので乾電池を使うリモコンよりも経済的、かつエコだといえる。

 さらにHUIS専用のクレードル(HUIS-200CR)を手に入れれば、本体をクレードルに美しく立て置きしながら充電できる。この専用クレードルはHUISユーザーならぜひ手に入れたいすぐれものだ。


クレードルとHUISをペアリング。本体に同梱されているケーブルとUSBアダプターにクレードルを接続してから、クレードル背面のボタンを長押しする

HUIS単体では赤外線信号によるコントロールのみしかできないが、クレードルを併用するとBluetooth対応のセットトップボックスやゲーム機などがHUISでコントロールできるようになる

 HUIS単体だとコントロールできる機器は赤外線対応のものに限られるが、専用クレードルがあればセットトップボックスやゲーム機にBluetoothで接続して、HUISによる操作が可能になる。筆者もこれをAmazon Fire TV Stickで試してみたところ、HUISのキーボードを使ってコンテンツの検索ができてとても快適だった。


Amazon FireTV Stickにペアリング

アマゾンの作品検索の文字入力も容易

 そしてクレードルにはもう一つ、覚えておくと役立つ機能がある。室内でHUISリモコンが行方不明になった時、クレードルの背面にあるボタンを押すとHUIS本体がブザー音を鳴らして居場所を知らせてくれるのだ。万が一、見つからない時に安心だ。


背面のボタンはBluetoothのペアリングや、見つからないリモコンをブザーで呼び出して探す機能などに使う

画面をカスタマイズすると愛着が増してくる

 リモコンも外観がスタイリッシュなだけでなく、ユーザーが好む機能やデザインにパーソナライズできれば愛着がいっそう深まってくる。HUISでは、これを実現するためにPCアプリケーション「HUIS UI CREATOR」(以下:UI CREATOR)をユーザーに無料で提供している。

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