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視界遮り集中力高めるウェアラブル端末「WEAR SPACE」 パナソニックがクラウドファンディング開始

パナソニックが、作業に集中したい人のためのウェアラブル端末「WEAR SPACE」のクラウドファンディングをスタートした。目標金額は1500万円。

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 パナソニックは10月2日、視界を遮って集中力を高めるというウェアラブル端末「WEAR SPACE」のクラウドファンディングを「GREEN FUNDING」で始めた。支援額は2万8000円から。目標額は1500万円で、期限は12月11日まで。

ウェアラブル
WEAR SPACE
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 WEAR SPACEは、ノイズキャンセリング機能を備えるヘッドフォンと、顔の側面を両側から覆うようにデザインされたパーティションで構成されるウェアラブル端末。オフィスなどで装着することで、周囲の目や音を気にせずに作業に集中できるという。

 本体側面のパーティションは、水平視野を約6割カット。ノイズキャンセリングは、専用スマートフォンアプリを使い、3段階で変更できる。Bluetooth機能を搭載し、スマホやPCと接続すれば音楽視聴も可能だ。

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 開発の背景について、パナソニックは「働き方への注目が集まる中、オフィスのフリーアドレス化やサテライトオフィスの活用などが進んでいるが、集中して仕事に没頭できる環境を求める声も多く上がっている」と説明している。

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 ヘッドフォンは密閉型で、ドライバーユニットは40ミリ以上。BluetoothはA2DPプロファイルに対応し、コーデックはSBCとAACに対応する。内蔵型のリチウムイオンバッテリーを備え、約3〜4時間の充電で約20時間連続利用できる。本体サイズは約220(幅)×300(奥行)×140(高さ)ミリ、重量は約330グラム。対応サイズは頭囲54〜62センチ。

 企画・デザインは、パナソニックの家電デザイン部門で先行開発を行うFUTURE LIFE FACTORYが担当。設計・製造・販売は、グループ会社のShiftall(CEOは元Cerevo代表の岩佐琢磨氏)が行う。

 WEAR SPACEの価格は3万5000円(税込)。支援額に応じて割引を適用する。

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