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名刺管理アプリのSansan、京都にAIラボ開設 技術者コミュニティーを活性化
名刺管理アプリを提供するSansanが、京都にAI技術者の活動拠点「Sansan Innovation Lab」を開設した。ITベンチャーを中心としたAI技術者と開発者向けイベントなどを開催する。
名刺管理アプリを提供するSansan(東京都渋谷区)は10月3日、京都市内にAI技術者の活動拠点「Sansan Innovation Lab」を開設した。職種や企業の枠にとらわれず、技術者向けセミナーなどを開催し、京都の技術・開発者コミュニティーを活性化するという。
伝統ある京町家を改装。同社のR&D(研究開発)部門に所属するAI技術者の活動拠点にする。京都に拠点を構えるITベンチャーを中心に、外部も交えたセミナーや勉強会を開催。広く技術、開発、クリエイティブ分野の人材が交流できる場として継続的に活動するとしている。
同様の取り組みでは、LINEも今年6月、東京、福岡に続く国内3カ所目の技術・開発拠点として京都市内に「LINE KYOTO」を開設した。
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