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J:COMが新4K衛星放送の同時再送信 録画対応の新STBも
J:COMが12月に始まる新4K放送の同時再送信を行う。加入者は4K対応テレビと新しいSTBがあれば視聴できる。サービス料金は据え置き。
大手ケーブルテレビ事業者ジュピターテレコム(J:COM)は10月12日、12月に始まる新4K放送の同時再送信を行うと発表した。加入者は4K対応テレビと新しいSTB(セットトップボックス)があれば視聴できる。サービス料金は据え置きの税別4980円(J:COM TVスタンダードの場合、別途STBレンタル料金が必要)。
同時再送信はトランスモジュレーション方式を採用し、NHK BS 4Kや民放4局、ケーブル4Kなどの自主放送8チャンネルを含む計13チャンネルを視聴できる。J:COMオンデマンドやYouTubeの4Kコンテンツにも対応する。
新STBの「SR-4300」は、BS 4Kチューナーを3基搭載し、別売の外付けHDDをUSB接続すれば4K放送の録画も可能だ。レンタル料金は従来より62円アップの362円(税別、同社のインターネットサービスに入っていない場合)。
各地域に系列局を持つJ:COMは全国で1375万世帯が利用可能。「ケーブルテレビは新4K/8K放送でも普及を推進する役割が期待されている。2020年の夏までに4K視聴可能世帯100万を目指す」(J:COM)
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