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“実写にしか見えない”3DCG女子高生「Saya」、ドコモのAI案内サービスに登場
NTTドコモは、多言語案内サービス「おしゃべり掲示板」に、“実写にしか見えない”と話題になった3DCGの女子高生キャラクター「Saya」を起用する。
NTTドコモは10月16日、施設や観光地などを多言語で案内するサービス「おしゃべり掲示板」に、“実写にしか見えない”と話題になった3DCGの女子高生キャラクター「Saya」を起用すると発表した。ドコモのAI(人工知能)エージェントを活用する。11月上旬から成田国際空港、高尾山などに試験導入していく。
おしゃべり掲示板は、音声かタッチ操作でディスプレイ上の3DCGキャラと触れ合い、現在地や公衆Wi-Fiの利用場所などを尋ねられるサービス。キャラは日本語、英語、中国語、韓国語で案内する。今回、ドコモがSayaとコラボレーションしたことで、導入する企業や自治体がSayaを活用できるようにした。
Sayaは、CGアーティストの石川晃之さん、友香さん夫妻のユニット「TELYUKA」が作成した架空のキャラ。透明感のある肌、ふんわりとした髪の毛など、全てが3DCGで描かれている。夫妻が2015年にTwitter上で発表すると、「実写にしか見えない」などと話題になった。
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